THANK YOU until 
2026.12.30 wed

おかげさまで8周年 
&閉店のお知らせ
--- SINCE 2016.11.16 ---  NOW2024.11.16 ---
いつもDINING六望のことを気にかけてくださいまして、ありがとうございます。送り先をお預かりしているお客様には一足先にこのニュースをお知らせをさせていただきましたが、表記の通り、DINING六望は【令和8年12月末/10周年】をもちまして閉店とさせていだだくことにいたしました。
閉店なので【閉店】という言葉を使いましたが、【DINING六望としてのスタイルは終了】と表すほうが、ニュアンス的に近い表現なのかもしれません。
とはいえ、いずれにしても閉店するので「それはなぜ?」の質問攻めにお答えするために、思いを記してみました。文字数がすごいことになってるんですけど、関心を持ってくださる方は、時間がたっぷりあるときに読んでみてくださいませ(_ _)

※このサイトは<間違い探しレベル>の更新をしていきます。2年の間には改定と追記で倍のボリュームになるかも(;・∀・) よろしくおつきあいくださいませ  

#2024.11.16 



2016~2018/ 「泣かず飛ばず!」お店があるとは思えないような、大通りから1本入った、しかもビルの2階。とにかくお客様が来ないのです... 最初の板さんは1年半で辞め、2番目の板さんも1年半で辞め、それはわたしたちに、お料理の技量も経営の才覚もなかったのが原因です。特技である「一生懸命さがある」これは聞こえはいいかもしれませんが、お店を軌道に乗せるにはなにもかもが不足していました。
2018年夏、広島では再び豪雨災害があり、あの時期も試練でした。「人が大変な目に合っているときに楽しく飲食に出かけられない」華やかそうに見える着物に着替えてのお客待ちの時間はひどく空しく、来る日も来る日も着物姿で、静かにBGMが流れる店内で椅子に座って過ごすのは本当に苦痛でした。
2018年が終わるころ、わたしは営業中、営業後、寝る前、目が覚める時間、心臓がキューっとなって、変な生汗の毎日。(これは失敗だったのか?)収支が逆転していき、預貯金の切り崩しが何ヶ月目かに入り(どこで見切りをつけるのが経営判断として正しいのか?)毎日毎日が、このことを考えるばかりの時間になり、方向性の定まらない節約が悪循環を生み… そして2018年12月に2人目の板さんとの決別となりました。
ただし、そんな時期ですら自分の中に「まあなんとかなるか、死にゃあしねえ」があったことと、相棒である旦那さんが同じように異常なまでの悲観と恐怖に暮れるタイプでなかったこと(いい意味ですw)が救いだったように思います。
2019~2022/ 2018年12月のある日に板さんが飛び、わたしたちは3人になりました。(店主・わたし・ちさちゃん)当日から数日間 いただいたご予約に迷惑をおかけする一方で、当面の給料が1人分不要になったことに安堵した自分もいました。そんな中、まだまだ不足だらけの六望の、わずかな可能性を押し上げてくださるお客様との出会いもあり、地面すれすれの低空でもわずか浮いている… しばらくはそんな状態でもなんとか生き延びようと、3人で切り盛りし、店の形を保っていたのですが…
 
そこから3ヶ月を過ぎたところに、今度は「新型インフルエンザ全世界流行」が到来。飲食店が軒並み休業の流れとなり、動き出したかと思ったら再び活路が断たれました。今度こそ息の根が止まるかと思ったところに「ライブハウスを活動の場とする自分たちは手も足も出せない」と言った大好きなギタリストの悲痛な言葉に、ハッとさせられたのです(わたしにはまだ手も足も出せる術があるじゃないか 泣)その足ですぐにお持ち帰り容器を買いに走ったことを覚えています。

 この時期、飲食店勤めをしていた3人目の板さん(前のお店の常連さん)が、勤め先閉店で失職したことにより、自然発生的に六望に加入。絶妙タイムリーなことにお弁当作りの2日目から、即戦力となります。そこから伝説?の「マミー弁当」スタート。初日はわずか14個から始まり、終了するころには毎日200個が売れ、4人の乗った船は沈まずに済んだのです!この時期も本当にたくさんの方々にお支えいただきました。
 
 さらにこのマミー弁当をSNSでシェアしていただくことで「あの場所に飲食店がある」ということを人に知っていただくことになりました。お弁当を手に「コロニャアが明けたら、食べに来ます」という声を多数いただき、実際コロニャカではたくさんの新しい人との出会いがあったのですが、それが今につながっていて、それは世間の動向を確かめながら、ずっと休業することなく、補助にも甘んじることなく、なぜか鞭を打ち続けw、世の中とつながり続けた希望の光の賜物だと確信しています。

 明けたり、閉めたり、開けたり、短縮したり、縮小したり、断行したり、突破したり、毅然としたり、開き直ったり、閉塞感であふれていたコロニャカのあの手この手に乗っていただいたお客様方、ものすごい勢いで切りまくる舵に振り落とされずに着いてきてくれたスタッフ(旦那さん含むw)、そしてあの時期を乗りこなしてみた己のチカラ。いやあよくやったな、って。でしょ?^^
「コロニャア明けたらお店に行きます」そう言ってくださった方。さらに既存のお客様が、お客様に口コミをしてくださって、一気に開花しはじめました!数年かかってあちこちに小さく静かに撒いた種・タネ・たねが、一気にいま弾けています ポンポン ポポポン ポン ポポン!って( *´艸`) 音が聞こえるんです^^ 個室も造り、席数も増やしました。いろんな人々のエッセンスや、こなれ感も加わり、店内の雰囲気は心地よいオーラと上向き運気を帯びていて、お客様とわたしたちのエネルギー交換をする毎日です。
ご予約が増えるにつれ、新しいスタッフも1人、2人…と勧誘しては加入してもらうことになり、4人でまわしていた店内はいま常時+2~3人がフロアをくるくると回り、笑顔を振りまき、自分磨きをしながら、一生懸命がんばってくれています。
 お客様も、近所の方、お仕事の方、大切なご接待、ファミリー、デート、女子会、お友達同士 …と、求めていたノンジャンル感に近づいてきたし、ご接待などでは普通に過ごしていたらお目にかかれないような人にも会えたりして驚いたり(そういう方に会えるのがうれしいというよりも、そういう方をお連れしようと、六望をあてにしていただけることが嬉しい) 具体的な武器を持たず、やみくもにやってきた わたしたちのスタイルを [今ここにきてやっと認めてもらえている、の、かも]という感じで、それはお金に代えがたい喜びとなっています。

こうして振り返るに、2度にわたる板さんとの決別や、コロニャカは六望が成長するために与えられた必要な試練であった気がしています。<2016~2018年の負のループ><出口の見えないコロニャの日々> 悔しさと情熱、負けない・諦めない気持ちが欠けていたら、いまのこの開花はなかったと思います。(負けない、は誰かに、ではなく自分自身に。)

そして、そこには正真正銘【SA】の歌が傍にあったから、乗り越えられた。あのときの[beautiful calling]  [victria] [CLIMBER'S SONG]  
つぶれそうな気持ちを、歌という目に見えないもので押し上げて押し上げてくれた。そのチカラに絶対的に感謝している。(自分で勝手に自分を燃やすプロでもある笑)


<8年の軌跡の末筆に僭越ながらのプチご報告>
お店を始めて延べ18年、2023年には本当に多くのお客様をお迎えできたこともきっかけとなり、六望は「2024年8月に法人化」させていただくことができました。小さな小さな世界ながらも、この先も、どこかで、誰かのお役に立ち、笑顔になっていただけることをしていきたいと思っています。この先もどうぞよろしくお願いいたします(´▽`*)

合同会社オフィス六望
代表 豊川智子 


まさかそんな理由で? いや、これが最大の理由ではありませんが、このあとに、さらにダラダラと長文であげていく「理由」と「10年という区切り」は大きく影響していると思います。[キリがいい]とか[節目]とか、そういうことは物事を考えるきっかけになる、というのは事実で。
「石の上にも三年」という言葉がありますが、わたしたちの中では「3年はひとつのクリア目標とし、人様の信頼と自身を認めてもらい "ここまでやれば終わってもいい" 目安は、やっぱり10年」まあ、そのくらいの期間なにか一つをがんばれば「よくやった」と自他ともに思える一区切りなんじゃないか、との認識があります。最初から10年をエンド目標にしていたわけではありませんが、この数年で体や環境、考え方に変化はあって然るべき、という流れ。

しかも この「10年」って何度もできるものではないんですよね。人生のうち、よくっても 2回~3回じゃないですか?

旦那さんは事務職お勤めを約25年。
わたしもお勤め 約15年。
お好み焼と鉄板焼のお店を一緒に10年やって。
六望で 10年目指す… 

したらば、旦那さんは68歳になり、わたしは57歳(ギャーー( ゚Д゚))
すると、次の10年って?こう区切ると人生ってホント短いですね。いくら強がっても、「まだまだいける!」なんて気休めのお声をかけていただいたとしても、現実に残された時間も体力も、もう終盤には間違いありません。そこを見ないフリ… できないでしょう^^; なので、この線引きは早すぎも遅すぎもしないと思っています。

皆さまは向こう2年、そのまた向こうの10年に、どのような計画立てておられますか?


…が、できなくて~(>_<) そう、いま流行りの働き方改革が、不器用過ぎてできないんですょ。じれったく思われることと存じますが、「24時間365日戦えますかみたいな全力投球方式」でしか働けない。自分でコントロールできるはずの "自分達の"働き方" が変えられんのです。
仕入れ・掃除・仕込み・準備・事務 一言で言えば簡単そうで、だけど小さな細々ひとつひとつが毎日積み重なっていて「お仕事が週休2日でいいですね。なにをしてるの?」なんて言われますが、何にそんなに時間をかけているの?と思うくらいずっと仕事していますw 

お商売がゼロから始まり、すこーしずつお客様が増え、ネギ1束を自分で買いに行く、てんぷら油も安い日に買いに行く、お店の掃除は自分でする、税務申告や総務仕事もやって、その聞いててまどろっこしいイライラするような作業を、全部自分達でやっています 苦笑

スタッフはオープン当初から完全に週休2日制。ここは胸を張れます。(お客様にどうしても…と嘆願されたときにはたまに定休日にお受けしますが、それも年に数えるほど。)彼らは勤務時間内は営業時間のために一生懸命やってくれていますので、「あふれ出るものは自分達が時間をかけてやる」それって自営業の方ならなんとなくうなずけるのではないのでしょうか(え?違う?^^;)いずれにしても、人にモノをたのむのは下手なほうだと思います。それもひっくるめての不器用かな

どのくらいか前から体感し始めていました。(この働き方では、もう何年も身体がもたないな)って。それが 2年後・10年区切りを意識した理由のひとつではあります(;´Д`)
最初にこの稼業を始めたときよりも、明らかに疲れが取れなくなってきました。そりゃあそっか、と思います。あのころわたしはまだ36で、旦那さんは47歳でした。そこからもう18年も経つんですもん、あっちもこっちも傷んでくるハズだよなあ。あんなに朝が強かった旦那さんはお休みの日、意図せず起きれていないから、それを見て「ええ~」と思ったりします。

お店が広いことも意外と影響があるかもしれません。「これで定年ナシ!」なんて意気込んだけれど、なかには70でも80代でも飲食店現役!って方もおられるとは思うけれど... この店の広さとキッチン内の移動と段差の多い床… 加えて旦那さんは数年前に膝の半月板を損傷していることもあり、店内の段差や荷物の上げ下ろし(ほとんど1人でやります)これらの積み重ねがけっこう負担になってもいます。

「体力の限界」これは今日、いま、この瞬間のことではないけれど、いつかその日はくる。なので、本当にクタクタでボロボロで動けなくなる老体で六望を終わってしまうのではなく、まだせめての、余力を残した状態で、いったん区切りをつけられたら、のあと2年です。
「え?元気そうに見えるけど?」 だけどどちらさまもそうであるように、他人様の前では元気を装っているところもあるのでは?と。それなりの年齢になってきたら、あちこち傷んでいるけれど、病名を書いたシールをおでこに貼って歩いているわけではないので、他人様にわからないだけ。きっとそうだと思います。

わたしに関して公開すると^^; 眼医者に歯医者、整形に耳鼻科、皮膚科に婦人科、内科も総合診療科も、どこへ行っても病名もつかず、原因もわからない痛みと共に過ごして、もう5年くらいになります。ここ1年は特に悪くて、がんの痛みにも使われるという痛み止めを24時間使っています。この薬への依存はもう後戻りできないかもしれないけれど、痛くて辛くて布団の中でシクシク泣いていましたから、中毒になったって、あれよりはマシ。どのみち永遠には生きないんだから、なにかの力を借りて体感くらい健やかでありたい(-_-;)
「痛いって、どんな?何系の?どこが?」 そうですねー 全身がインフルエンザになったときの感じ。関節や皮膚表面の痛み、悪寒と震え。それを営業時間は気力でコントロールしているので、それ以外の時間に反動がきて、眠れず、寝がえり打てずの悪循環。まったくなんの病気??(;・∀・)ムーー、って感じですが、世の中には原因のわからない病気がほとんどだそうですから「加齢に伴う〇〇〇」と認識せざるを得ないです泣

ちなみに次に紹介できるとすれば「精神科」と、広島市民病院 総合診療科にも言われたので… こう見えて案外と神経質なところが起因している、か、な。まあもうしばらくは痛み止めを服用しながら、2年間はがんばろうと思ってますヨ。そのうち治るかもだからね、うん。
※弱音を吐きまくる機会をいただき、ありがとうございます(/・ω・)/

ちなみに店主も、若かりし頃から元気だけが取り柄な人でしたけれど、つい先日も定休日に倒れて救急車を呼んだりなんかして、疲れとか、休みの日もほとんどお店に出て働いているので、そういうことも2年後には違った形で働ければ…とふんわり考えています。 
まあ店主に関しては多分「自由奔放でちょっと特別な、B型・さそり座のかわいい嫁が、心身ともに追い詰めている」が、病因と疲労山積の上位に入ると思われます( ;∀;) カワイソー
定礎昭和48年 建てられた当時は斬新で近代的であったであろう、六望が入るこのビルですが、そろそろ50年が経つようです。ビルのオーナーさんからも通達はいただいているのですが、いわゆる「大規模修繕工事」のご予定がないそうで、いつその日が来るかは不明だが、近い将来、退去の心づもりがいるとのこと。(それって2年?5年?10年?今のところ不明です)このことは「六望の10年節目」を考えるきっかけともなりました。

せっかくここに縁があって、白島町内の人にも受け入れていただき、わたしたちは白島の、この一筋入った静かな場所が大好きなんです。(もちろん家が建つほどかけた内装にも愛着と執着がありますし( ;∀;))
それが「DINING六望としての "スタイルは終了" という表現がふさわしいかも」の所以で、「DINING六望としてのスタイル」ではありませんが、このビルに居られる間は、なんらかの形で存在していようと思っています。それが何になるのか、気になりますね。わたしも気になります(笑)これから2年をかけて、楽しみながら考えてみようと思っています。
いずれにしても、何年後のことかはわからないのですが、遅かれ早かれ、このビルから退去しなければいけない日は来るようです。
2016年に六望を始めるとき[日本政策金融公庫]で10年返済計画で○○円の融資を組みました。今思えば(よーやったなあ。無知って凄い^^;)
8年間、鳴かず飛ばずだったあの時期も、無情で厳しきコロニャカも一度も返済を滞らせることなく、追加融資も受けることなく、このまま2026年8月に返済を終了する予定です。ヤッターー泣!
加えて、開業時に契約した「空調設備」「厨房機器」など、10点以上のリース契約も終えます。これらも同じく厳しきコロニャカも一度たりとも遅れることなく支払い続け、終わられることに安堵です^^
六望がこの先もずっと続くのであれば、そろそろ新しく設備投資をし直して… という時期に入るところですが、終了までは静かにていねいに使っていこうと思っています。経年劣化もありますが、とにかく旦那さんが(そこまでやる~?ってほどに)こまめにこまめに我流にていねいに取り扱って掃除して使っていますから、機器たちもきっとうれしくって機嫌よく、もう少し働いてくれると思っています^^ ♡

このところありがたいことにお客様が増え、それとともにフロア係「六望ガールズ」は今の倍の人数欲しいところなのですが、これまたどこにでもそこにでも居ないんですよね^^; いくらわたしが頑張ってもガールズ無しでは到底成り立たない六望ですが、発見するのがなかなか困難で。
今日も、いま現在も探していますが、世の中はただでさえ人材不足の大波が押し寄せていて、その中で[六望の営業時間]と[オキャミの営業理念]にピッタリはまる妙齢の女性って… ツチノコ発見くらいの至難の業です。
お客様の期待が大きければ大きいほど、それにお応えするための体制を安定して整え続ける、ということが難しいくらい案件が増えてきて、とにかくその場その場、どうなろうとも時間は経過するのですが、行き届かない瞬間を目にしても、手と時間を取れずにあきらめなければならなかったとき… こういうときが辛いです。
広いがゆえ、混み合う日があるがゆえ、準備しても限界があり、ちょっとキャパオーバーの場面がすこし増えてきたように思います。
せっかくのご来店が、わずかでも残念なものになることも、トホホのホで、そのシーンが脳内リピートして寝られないことも(;'∀') 神経質か!w

そんななか、いまいるガールズたちは、ド神経質なオキャミがこまごま提唱する<六望イズム>を体現し、お客様に行き渡らせようと努力し、本当~~によくやってくれていて、もう感謝しかありません( ;∀;)
店主は早くからご両親とは死に別れており(お母さんは小学3年のとき、お父さんは30代のころ、だそうです)一回り上のお兄さんが昨年亡くなり、お姉さん2人は大阪在住です。今はもう実家と呼べる場所はありませんので、わたしとの居場所が終の棲家となるのでしょうね。

わたしのほうは、父が約30年前、52歳のときに亡くなりました。自分が子供すぎて、孝行らしいことは何一つできませんでした。
いまは昭和16年生まれの母が実家で一人暮らしをしています。
年齢的にこの先、手と時間のかかる時期に入っていきそうなにおいがしています。いま現在の六望の生活リズム・働き方では、自身の体力も含め、なかなか一緒の時間を過ごすことができないけれど、10年の節目はそのきっかけにできるのではないかと思います。
18歳で家を出て、それっきり。人生の限られた一時期に、まだ娘のことを娘だと認識できているうちに、少し穏やかな、普通の時間がもてるときがあってもいいのでは、と。それも一つの目的かな。

(伝言板)2年後までは、いやその先だってずっと、PPKのPPでいてよね、お母さん^^ 


飲食店を始めて18年。昼夜が逆転していますが、基本店主は朝型です。逆にわたしは超深夜型。店主は寝起きが超得意。わたしは寝起きから2時間経たないと人間になれない。
真逆の2人ですが、これから年を重ねていくにつれ、できれば「お日様とともに起き、日中は働き、日が暮れるころにはリラックス」そんな生活にできたらな。それは実際ちょっとした理想です。

世の中には、人に任せるのが上手な経営者の方がたくさんおられると思います。抱擁力?包括力?忍耐力?といいますか、任せられるチカラ。目をつむれるチカラ?ゴール達成を設定するチカラ、感性。(←悪い意味でなく)客観的に考えても、任せることこそが "仕事" なのだとも理解できます。大きな会社はそのように運んでいっているとも思います。(自論)

世の中にはそれが不得意な人もいるであろう …わたしたちはそっちなのでしょうね。「自分が身を粉にしてがんばらなきゃ」とか「あー、もうそれだったら自分がやってしまおう」とか「やって見せて、習ってみせて、背中を見せて」とか「余分な仕事、たのみにくい」みたいな。そして自分の時間をどんどん削っていってしまい、キャパオーバーでも、そうすることのほうを選ぶ、というか。これでは数がはけないのですが、このやり方でしかできない、とそういう系統の人だから(;・∀・)やっかいです。

でもね、だから「それだから」こそ、現在のこの形が、この質でできあがったんじゃないかと思わなくもなく、わたしたちが自分の手と目と時間をここまで注がなかったら、誰かにほぼほぼ任せていたら、今のようにはなっていないのかもしれません。(だとしたら、一生プラグが抜けないじゃん?!)となるので、それは永遠に続けられないから、の10年区切り。

「量産か、ハンドメイドか」に通ずるような感じ。そういう意味では、時間はかかりましたが費やしただけのものは、跳ね返ってきてくれて、まだまだ伸びしろはありますが、それなりにオンリーワンな作品ができたのではないかと思っています^^
でしょ、そう思うでしょ。わたしもそう思うんですよ。それなのに、それができないから、今の状況に至り、この決断に至っているのでございますわよォォォ( ;∀;)w ←泣いています。
となると、もはや「この現場をなくす」しか、この働き方を止められる術はないのであろうと… の決断です!困ったもんだw

た・だ・し。ブログでもお伝えしたように、経理ごとをプロの方にお任せすることを現実に行動に移しましたので、現在はまだ移行中で、移行作業にかなりバタバタしていますが、来年の3月に半ベソでパソコンたたき続ける事態からは免れるんですよね?(わー嘘みたいだ。そんな正月迎えたことないし^^)


さすがにまさか それはありません。「夫婦で海外移住でもするんじゃ」なんて言われましたけど、そんな財力あるわけありまへんがな。とにかく生活していかなきゃいけないから、引き続きなんらかで働きます。旦那さんはもう年金をもらいはじめていますが、年金だけでのんびり暮らせる時代じゃないですもんね。だけどもし切羽詰まった状況じゃなくっても、たぶん死ぬまで働くんだと思います(;´∀`)なにか働いていないと不安な人なんで。

「いやいや、働くんなら、それは六望続けていたらいいんじゃないの???」 わたしだって一瞬はそう思います、いや6回くらい考え直しました^^; だけどここ数年に出してきたエネルギーを同じようにエンドレスに出し続けるのは、やっぱり難しいと思います。だから余力が残っているであろう2年後くらいにシフトチェンジ。

だけどよくよく考えたら、お金も経験もないスタート。小学校の前で、たこ焼きを1パック売るところからの自営業で、それがいまは自分たちの生活をまかなえているなんて、われながら不思議だし、よくやったなあ、って思えます。いろいろなことに恵まれてきたと思いますし、努力もしましたし、いつも強運でした☆(と、思い込んでいる^^) この先もなにかいい仕事、あるんじゃないかしら。って楽観的過ぎ?(;´▽`A``
いや、正直 今はまだ「具体的な案があるから、この閉店アナウンス」というわけではありません。でも2年あればちょっと方向性も考えられるし~、お客様との会話で何かひらめくかもしれないし~、新しい出会いもあるかもしれないし~、なんの資格も免許も技術もない自分にどんなことができるかな~とか、体力残っているかな~とか、誰か声かけてくんないかな~とか。

だから[余力を残して]のキーワードは重要です。なんかすでにリクエストがきてたりなんかしますけど(笑)、できもしないことをやる計画でワクワクしてみたり、有り得ない妄想を楽しく話すってのも、おもしろい時間になるんじゃないかな、って。
リクエストがございましたら、お知らせくださいまし^^ いろんなジャンルのお客様がいろんなヒントをくださることを楽しみにしています☆

それは、もう心に決めているのに黙っていることができないからです^^; 有言して、自分で後ずさりできなくして、実行しなければならなくなる流れ、じゃないとズルズルと流されてしまうタイプなのです。流されたとて、だれも気付かないし、なんならだれもクレームなどつけないのに、公言するのは、ひとつ楽になりたいの、かな。

それからもうひとつは、ある程度の直前に[閉店アナウンス]した場合に、出てきそうな声。「決めてたんなら、もっと早く言ってくれたらいいのに」とか「ええ?そんな急に閉める言われても」とか「もう少し早くに知っていたら、もっとお店に行ったのに」とか「2027年のお正月に予約しようと思っていたのに」とか「行こうと思ってたのに、なんで辞めるの~?」とか。コラw
だけど、どうです?これだけ早めのアナウンスならば、だいたいこの手の諸問題は解消できますわね(笑)
ほらほら、もう言いましたよ。だからぜひこの2年のうちに来店計画をお立てくださいまし^^ 「もっと行ったのに~」なんて言わなくてもいいように、この2年はぜひ足しげく通ってくださいまし。したらばオキャミは(シメシメ)ニヤリします(笑)

2年の間、ゆっくり楽しみ、お別れの準備をしてみましょう。きっとたぶん「もう十分堪能した!」って思えるはず。お客様も心づもりができると思いますし、わたしたちもそのつもりで、さらにひとつひとつに心を込めて、いいことづくしになる気しかしません^^ もしかしたら「せっかく応援してきたのに勝手にやめるなんて」と裏切られたような気持になる方もおられるかもしれません。が、どっちゃにしてもこの世にエバーラスティングはないし、2年といっているけど、その間なにがあるかわかんないし。何やらカッコいいことを並べている感じですが、美化というよりも、誠意に近い気持ちで、早めにお知らせいているつもりなんです。それぞれ受け止め方あると思いますが、一緒にポジティブ方面に向かえたら嬉しいです。

(余談)2年前の閉店アナウンスを「新手のマーケティングだ」と言ってくださった(広告代理店関係の)人がいました笑 もしそれがホントだったら、アタシなかなかの腹黒だわ! それで2027年明けたら「なんちゃって~実は辞めませ~~ん」とか? イヤイヤ(ヾノ・∀・`)ナイナイ ふふ


End!
2年間 閉店セール
なんかおちょくってるみたいですけど、まあまあ真剣なんです。
閉店が決まったお店は(閉めると決まってこんなに来るなら、もっと早く来てくれよ~)という "閉店特需" なるものがアルアルだそうで^^; 
だからといって、これは六望にザブザブ呼び込みたいためのアナウンスではなくて、純粋に導き出された決断で、こんな思いも込めています。

人は、今、目の前にある [あたりまえ]にタイマーがセットされたらば、急に見方が変わり、その行動が変わるんですね。その対象が「六望」でも「大切な人」でも同じで、"もしお別れの日が決まっていたら" もっと時間を共有したり、やさしくできたり、そんな風に行動を変えられそうじゃないですか?目に見えてなくて、いつかを知らされていないだけで、すべての人は "終わりの日までのタイマーをかけられている" ということに、少しハッとしてほしくての、これはわたしからのメッセージ。

「もっと優しくしてあげておけばよかった」とか「もっと一緒に笑顔の時間を共有すべきだった」とか、限られた時間にしかできないことは、必ずくる [時間切れのとき] までにやってほしいと、すべての人に向けてそう思っています。失くして初めてわかっても、やり直しはきかない って、そんな感覚を、このたびの六望アナウンス通じて、それぞれの皆様に感じてほしいがための「DINING六望 2年間 閉店商法」やりまっせー☆ こじつけか?笑 


2024~2026
というわけで、これはさみしいアナウンスではなく、新しい希望の光☆ 諸行無常。移り変わりはこの世の常。物も人も気持ちも世界も、諸行が無常であるならば、自分で石を投げてみる。

【あたかも1万年も生きるかのように行動してはいけない。生きているうちに、許されている間に 善き人たれ。 マルクス・アウレリウス】

「わたしたちや皆さまの2年後は、いったいどんな風になっているんでしょうねえ?」なんて、そんな話を酒の肴にしながら、六望でいいお時間を過ごしていただけるよう、これからも一生懸命務めたいと思います。

心豊かに流れる時間。おいしいお酒とおつまみと。
今夜も白島のお2階でにっこり お待ちいたしております(´▽`)

tomoko*
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